二日サボりました。すみません。（April.06.2025）

二日サボりました。すみません。

一昨日のおはなし。

6月の展示用のプリント、プリントしました。

実は、今年暗室入るの ２回目です。

１回目は、メモによると、3月27日だったみたいです。

ですが、失敗プリントしかできませんでした。

で、一昨日です。

それまで、プリントしてーなー、と思いながら、数日過ごしていましたが、なんか本気になれない。

なんでだろ？と思って、覚悟が足りないことに気づきました。

プリント用のバットは出してありましたが、机に立てかけたまま。

これ、そのままじゃあかんくね？

と思い、バットを広げて、床の上に置きました。

いやもう、いやでも目に入る。

で、目に入ってしょうがないから、一昨日めでたくプリント開始したんです。 景気付けに、レッドブル飲んで。

なんですけど、色々と問題が。

とりあえず、露光時間（印画紙に光を当てて、化学反応で銀を析出させる時間。）を決めなければなりません。

前回は、手を抜いていたので、大雑把なメモはあったのですが信用できない。

改めて、テスト用の小さく切ったテストピースの印画紙を露光して露光時間を決めます。

体に染みついたカンで、ある程度予測できます。

でも、ピッタリ決めるの難しいんですよね。

数時間かけて、ベストな時間を決めて、とりあえず一枚、本番と同じサイズでプリント。

ホコリが入ってました。

なんとかならんのコレ。

と思ってネガをブロアーでシュッシュ風当てたり、ガラスネガキャリアもダスターで風当てたり。

ですが、ダメなんですよね、これ。

とりあえず、ネガのホコリは取れたのですが、ネガキャリアのホコリがどうしても取れない。

もういいよ、洗ってやるよ！！！、と思い、ドライウェル（薬品）を溶かした液に浸して自然乾燥。

ドライウェル、って名前の通りすぐ乾きました。 嘘みたく綺麗になりました。

で、改めてプリント。

裏焼き（ネガの表裏を間違えること。）でした。

オレ、バカなの？ばかなの？馬鹿なの？と思いました。

で、気づいたのですが、まだプリントの右上にホコリっぽいのが入ってる。

もういいよ諦めたよ。

今度は、ちゃんと面裏間違えないで。プリントしました。

で、プリント見たら、裏表間違えてないのに、なんとおんなじホコリがプリントの右上に入っている。

ちょっと考えた。

で、思いついたのが、印画紙を置いているガラスの上にキズがあるんじゃね？ということ。（だって、ネガキャリアごと面裏変えたのに、おんなじ右上にホコリが入るのはおかしい。）

今回のネガは、右上が空で、グレイトーンにホコリが入っているとすごく目立つんです。

で、またちょっと考えた。

ネガの向きを、前、後ろ逆にすれば、黒いところにキズが来るからスポッティング（墨汁や、墨汁を薄めた液で、白いホコリを目立たないように上塗りすること。僕は不器用なので、死ぬほど下手くそです。）で、単に黒く塗ればいいんじゃね？

で、ネガの向きを前後ろ逆にして、ドキドキしながら、も一回プリント。

思った通りでした。

印画紙を置いているガラスにキズついてました。

で、もともとプリント上で黒くなっているところに白点ができました。

これなら、墨で黒く点をつけるだけで修整できます。

やれやれと思って、同じネガからあと3枚プリント。

で、プリントの水洗です。

写真工房の、岡田マスター（カラープリントはもちろんのこと、モノクロがメインだった時代の写真について、とんでもなく詳しい。いつもお勉強させていただいております。）が、前に言われていた、バライタ紙（今のフィルムカラー写真プリントみたいなプラスチックみたいな印画紙ではなくて、もっと紙っぽい古いタイプの白黒印画紙。プリント上の白が綺麗で、黒が締まって、保存性に優れていて、適切な処理をすれば 100年以上保存可能。）は水洗しすぎると紙の縁がヨレちゃうんだよね、という言葉の通り普段よりかなり短め（といっても20分。）の水洗。

で、さっきも出てきた、ドライウェルに浸して、換気扇を回して、お風呂場に吊るして乾燥。

なんだかんだ言って、PM11時までかかっちゃったな、と思いながら MacBook Proを開く。

ここからが修羅の道。。。 まだ、一昨日終わってないけど、昨日に続くからお楽しみに！！