行ってきました 東川町 2日目。
さてさて、朝です。 目覚めの悪い私は、燦々と朝日が眩しいお布団の外へ飛び出してみました。 もうね、お祭りなの、そこは。 どんとこい祭り、というお祭りを同時に開催しているので、東川町フォトフェスティバルより、むしろそっちのほうが人が多いの。 今年は、朝一のポートフォリオレヴューとかに参加しなくてよかったなぁ、と思いながら、友人を迎えに旭川駅前 AEON のスタバに向かいました。 1年ぶり?の中山さんです。 駅前、AEON できて、なんかすごく綺麗になったよねー、とか話しながら、昼食、なに食べるか相談しました。 スープカレーのいいお店あるみたいですよ、とのことで、お店(古民家を改装したお店。名前は忘れた。)に向かいました。 すると中には。。。このクソ暑い中、しかもスープカレー屋さんなので、ムンムン暑い中待っている人がたくさん。 まぁ、待ちましょう。そうですね。で待つこと 15分ぐらい? で席に通されました。 で、注文をしたのですが、これがなかなか出てこない。 まぁ、席に通されるまでも待ちましたし、もうしばらく待ちましよう。で合意。 しかし、嫌になるウザい要素が一つ。 隣のカップルの男のほうがキレているのです。 待ち時間がうんちゃらうんちゃら。 スゲーーーーー!!かっこ悪ゥーーーーー!!、と思いながら待っているとお料理が出てきました。 スープカレーなんか、札幌で食べたっきりなんで、もう何年ぶりでしょう? 久々の味を楽しんでいると、なにやら店員さんがやってきて、お待たせいたしまして大変申し訳ありません。よかったらどうぞ、と頼んでもいないのにラッシーを出してくれました。 さっきの、ウザ⭐︎男のせいだな、なんか申し訳ないな、と思いながら、ご馳走になりました。 で、太陽ギラギラの車内に戻って、旭川市美術館に向かいます。 今年、やってきた理由の中で大部分を占めている、東川町所蔵写真コレクションによる旭川市美術館での展示(?)こんな感じの名前のついた写真展を観に来たのです。 で、思ったこと。 これじゃ、玄人うけしないわな。 やっぱりこれは、マニアックな人にとっては面白くないだろうな、ということ。 ただ、一つものすごく印象に残ったこととしては、当たり前すぎるほど当たり前けど、モノクロのプリントがめちゃくちゃに美しい。 多分、写真家本人ではなく、モノクロ専門のプリンター(機械ではなく、写真を印画紙に焼き付けることを生業としている人!)に依頼してプリントしてもらっているんだろうけど、それにしても綺麗すぎる!! 自分のプリントをギャラリーとかで晒したら、こりゃ恥だわ。 一回、自分の中で最高傑作だと思っている写真をプリンター(前述)に依頼して、詳しく話を伺ってみる必要があるなぁ。と思いました。 そんな、目から鱗体験を経て東川町に戻ってくると、弟から電話。 弟は近くの町に住んでいるので、明日来るとのことでした。 中山さんには申し訳ありませんでしたが、明日2時間ぐらい単独行動をお願いして、弟ヨメと、義理の姪っ子みのりん、そして甥っ子のコタロー君に会うことにしました。 中山さん、ごめんなさいね!! さてさて、ギャラリーも空いていることですし、今年の偉い賞をとったセンセイたちの作品を拝見することにしました。 しかし。。。旭川市美術館と真逆の方向を向いていました。 あぁ、これ、銀塩写真を知らない、完全にデジタル世代の若者には、全く意味不明だろうなぁ。。。 という、非常に濃ゆい内容でした。 なんとか菊次郎(名前忘れた。うちの部屋のどこかには、彼を特集した本があるはず。)さんとかは、完全に昔すぎる(失礼。悪い意味ではありません。)ドキュメンタリー。 写真って、なんかオシャレだよね〜、とかそんなゆるい理由でフィルムも印画紙も使わず、デジタルデータをただただ溜めていくだけのカンチガイフォトグラファーには、何億光年もかけ離れた、まさに命をかけたドキュメンタリーがありました。 今の情勢を考えると、もらうべき時にもらった賞だな、と納得しました。 で、皆さん期待通りに、今までなんで、このお方に賞を贈らないの!? と思っていた、佐藤時啓さんです。 おめでとうございます、の大号令を心の中で聞きながら、作品を拝見させていただきました。 去年、東京都写真美術館(略すと、都写美)で、拝見させていただいた作品もあり、すっごくテンション上がっていたところにもってきて、さらに粋な作品が‼︎‼︎ 何年か前の東川町写真文化ギャラリー(なんかそんな名前。)の前で、みんなでペンライトを持って、光で写真を描いた作品‼︎‼︎ やっぱり、佐藤センセイ、すごい人や‼︎‼︎!‼︎‼︎‼︎と思いました。(ちゃんと Wikipedia に載っているセンセイなので、皆さんもチェックしましょう‼︎) 海外作家賞、新人賞は説明を聞かないとよくわからない感じの、コンテンポラリーな感じなので素通りしました。 あ、海外作家賞の人の、小便ポール(雪の上におしっこをしてできた黄色い汚いところに、何かの到達地点のようにポールと小さい旗が付いている写真)は面白かったです。 そんなこんなで、日が暮れて、毎年恒例、写真関係の人のみ参加できるジンギスカンパーティーが始まりました。 で、僕みたく、毎年参加している人間にとっては、あ、この人知ってる、レベルの人から、ッ超大物のセンセイまで、いろいろな知り合いができているのです。 中には、すんごく有名なのに、律儀に僕なんぞの名前を覚えていてくれて、おぉ、中川君じゃないか、と声をかけてくださる、大西みつぐセンセイのような方もいて、あぁ、これがあるから、東川町は楽しいんだよなぁ、としみじみ思いました。 大西センセイとは長いお付き合いなので、ことしはなんか出してない?、出してなくても写真ぐらい見せてよ、とありがたいお言葉。 明日、センセイの都合がよろしい時間にお持ちします、とのことで失礼いたしました。 他にも、野口里佳さん、その旦那様(なぜか焼肉番長になっていた。)、飯沢耕太郎センセイ、高橋朗さん(毎年毎年若返っている気がするのは、気のせいじゃない気がする。)、顔は識別できませんでしたが長島有里枝さんもいらしていたみたいで、辛口のコメント聞いてみたイィィィィィ‼︎‼︎‼︎という方ばかり、とにかく、すごい面子がそろっていました。 あと、去年、なんだかんだと文句を言いながらサイン本(もちろん写真集です。)を購入させていただいた、薮乃理子さんもいて、ぽっぽさんが写真集を道カメさんに置いてくださっておりますと伝言しておきました。(僕のことも覚えていてくださったみたいです。) 焼肉のあとは、花火大会です。 路上の縁石に中山さんと二人で並んで花火を見ました。 途中から、デジタルなライカとノクチルックスで写真を撮りました。(しかし陽の目を見ることはないだろう。) 隣が男性だというのが、(多分お互いに)なんだかなぁ、という感じでしたが、3000発は結構見応えがありました。 そのあと、旭川市内にあるのに、不思議なぐらい田舎くさい温泉に浸かってきました。 泉質は悪くなかったのですが、札幌から来てるっぽい高校サッカー部の合宿生がハイテンションでひゃっホゥとか言ったりしててウケました。 そのあとは、フツーに東川町に帰り、例年より宴会が早く終わった広間を横目で見ながら寝ることにしました。 おやすみなさい⭐︎