写真の町 東川町 から帰ってきました。
写真甲子園、をご存知ですか? 世界で2番目に(1番目は、フランスのアルル、という街)写真の町宣言をした、写真の町 東川町で行われる、文部科学庁や、NHK、が後援していて、毎年、北海道新聞(略して、道新、ですが、わからない方もいらっしゃるかもしれないので、あえて書きました。)に、大量の写真が載るアレです。 ワタクシの地元、O...市からは、M...高校が毎年のように出場していましたが、今年はダメでした。(別に応援しているわけでもないんですが...。) 今年は、日程の都合で、ナマの高校生と写真について話す機会が持てなかったのは残念ですが、それでも、写真の町 東川町 にいって参りました。 毎年行っているので、相当エラい先生とも顔見知り。 ずかずか近づいていって、写真展観てきました、S...先生があんな激しい方だとは知りませんでした、どうやって撮ったんですか?、などと、超一流の先生たちともお話をして参りました。 で、毎年行われる、写真の審査のイベント。 毎年、いくつもあるんですが、今まではちゃんと参加してきました。 しかし、今年は何にも参加せずに、ゲスト(別に招待されたわけではないです。関係者以外、と言う意味です。)として、純粋に写真を楽しんで参りました。 いや、純粋に、ではないです。 土曜日、日曜日に、開かれる、東川町特産の野菜や、ジンギスカンなどが振る舞われるパーティーを楽しんで参りました。 先生方も、ビール飲んで、えぇ気分になっているので、お話ししやすいのです。 そうやってできた、人脈を生かして何かできないか、と悪巧みをしています。 その他にも、目的があって、写真の審査の基準、というものを、客観的に(参加者だと主観が入ってしまうので。)リサーチ(東川新人賞の I...先生、と言うほどのお年ではない若い作家の方、が何度も口にしていた言葉です。)をして、揺るぎないバックボーンを持つこと。自分がなぜ、その写真を撮ったのかという明確な動機(過去の体験や、身の回りの人物、地元から来ることが多いようです。)が、きちんと理路整然と話せること。 他にも色々感じたのですが、何しろ昨日体験したばかりのことです。 自分の中で、うまく消化できるもの、うまく消化できないもの、を反芻しながら、来年につなげようと思っております。 実は、もう出品する写真は、ほぼ決まっている、のですが、それを限られた時間の中でプレゼンテーションするために、絞らなければいけない。 でもこれは、一連のシークエンスの、ごく一部だということを、審査員の先生方にうまく伝えていく方法論。 写真行為を補完するために必要なもの(今回のグランプリ受賞者は、2次審査のときに、ショートムービーを使っていました。)を準備しなければならない。 などといったことを強く感じました。 これを書いている最中にも、一つ、インスピレーションが浮かびました。(笑) 言語化するって大事ですね。 ともあれ、帰路途中で大粒の雨に遭い、狩勝峠は霧の中、問い悪条件でしたが、無事に帰ってきました。 今日から、新たな気持ちで頑張りたいと思います。 来年をお楽しみに!! 良い報告ができるよう、無い頭をふりしぼって、考えます。 それでは、おやすみなさい。